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四万十川は、津野町の不入山を源流点とし、さらに四国カルストや四国山地深くの緑の山々にも、その源を発しています。いくつもの支流からもたらされるその命の水はやがて集まって一つの流れとなり、大きく蛇行しながら様々な生命を育む豊穣の川として海へと続いて行きます。

源流

四万十川の”源流点”のある高知県高岡郡津野町の「不入山」は、四国カルスト県立自然公園の東南に位置する標高1,336mの高峰。
名前の通りに厳しい地形である。
この山に源を発する「不入渓谷」の最上流域が四万十川の源流点で、昭和62年11月2日に当時の東津野村(現津野町)と全林野須崎分会が合同調査を行ない、渓谷の標高1,200メートル地点に<四万十川源流域合同調査実施記念>の標柱を設置した。
源流域には、津野町の北部、梼原町、中土佐町などが含まれ、四国カルストや天狗高原、四万十源流の森、四万十源流の家など、四季折々の大自然と景勝にめぐまれた観光ポイントがある。

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上流

四万十川の上流域には、津野町の南部、梼原町、四万十町の北部などが含まれ、大小の渓谷や風景林、瀑布など、変化にとんだ自然と景勝にめぐまれている。
高知県の山間部に位置する上流域では、四万十川は無数の渓流や支流を集めて徐々に水量を増やしながら、ゆるやかに南下を続ける。
一帯には、温泉やキャンプ場、太郎川公園、轟公園などがあり、春から夏にかけてのシーズンには、キャンプや渓流釣りなどのアウトドアライフを楽しむ人々が訪れる。

中流

四万十川の中流域には、窪川町の南部、大正町、十和村などの広範な一帯が含まれ、ここでは、さらに幾筋もの支流を集めた四万十川が、大きく蛇行をくりかえしながら、窪川町で台地に南下をはばまれて西へ向かい、やがて大正町で最大の支流である梼原川と合流。さらに旧西土佐村(現四万十市)で第2の支流である広見川と合流し、再び南下を始める。
わが国の河川の中では中流域とは思えないほど豊かな水量と川幅にめぐまれた清流は、カヌーやボート、キャンプなど、アウトドアライフのメッカとして人気がある。

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下流

四万十川の下流域には、幡多地方の中心に位置し、経済文化の中核都市である四万十市があり、ここでは、川は市街地をゆったりと南下して、はるばると太平洋(土佐湾)へと注ぎ込む。
下流域には、観光屋形船やトンボ自然公園、佐田の沈下橋などの見どころがあり、伝統的な”川漁”などの風物にもめぐまれている。四万十川の河口近くでは、ウインドサーフィンを楽しむ若者たちの姿もみられる。

四万十川 ~四季折々の表情~

水
沈下橋
稲穂・沈下橋
​桜・四万十川
火振り漁
紅葉
​桜・沈下橋

ギャラリー ~大野見の大自然~

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